“キムフク戦争”より断然面白い? 芳根京子vs波瑠「水10」朝ドラ女優対決の注目度
春ドラマが続々と始まる中、12日に同時スタートした芳根京子(26)主演「それって、パクリじゃないですか?」(日本テレビ系)と、波瑠(31)主演「わたしのお嫁くん」(フジテレビ系)。
「フジテレビ月9の木村拓哉さんとTBS日曜劇場の福山雅治さんの“抱かれたい男対決”は、まあ“キムフク戦争”なんて言われていますけど、曜日も開始日も違うので数字が比べにくい。ですが、この2作は同じ水曜夜10時枠なので"視聴率"の優劣が明確に出る。そのぶん、こちらの対決の方がシビアで、実は注目度が高い」(広告代理店関係者)
芳根と波瑠の“NHK朝ドラ女優対決”とも言われる初回の世帯視聴率は、「それパク」が6.0%、「わたヨメ」が6.1%(いずれも関東地区=ビデオリサーチ調べ)と互角だった。
「僅差ではありますが、フジが1年前に水10にドラマ枠を復活させてから初めて日テレを上回りました。日テレとしてはショックが大きいはず」(前出の広告代理店関係者)
日テレはこれまで女性をメーンターゲットに、旬の人気女優を主人公にした“お仕事ドラマ”を中心にしてきた。それに挑むフジは男性を主人公に、コメディーからサスペンスなどで日テレとの棲み分けを狙い、結果的に視聴率で日テレの後塵を拝してきた。それが今期から波瑠を起用して“男縛り”を解除、いきなり結果を出したわけだ。日テレの「それパク」は常盤貴子(50)、ともさかりえ(43)、田辺誠一(54)と、かつての主役級を贅沢に使いながら「互角」という時点で、フジにリードを許しているとも言えそうだ。