斉藤由貴「ワケあり母親役」で引っ張りだこ 長女・水嶋凛に立ちはだかる「強烈な母の壁」
最近、“ワケありの母親役”で引っ張りだこなのが女優の斉藤由貴(56)だ。斉藤は17日、連続ドラマ「風間公親─教場0─」(フジテレビ系)に、見習い刑事の瓜原潤史(赤楚衛二)の母親役で出演。ニンジンを刻みながら「あんなやつが担任だから」「死んでしまえばいいのに」「やってやる、やってやる、やってやるー」と焦点の合わない目でつぶやき続けるというシーンが、視聴者に強烈なインパクトを与えた。
ネットでは、《一瞬の出演なのに、主役を食う凄まじさがあるな、斉藤由貴の母親役は》《大奥の春日局も、今回もどこかに狂気さをもつ母親をやらせたら右に出るものがいないね》など、絶賛の声が上がった。
斉藤といえば、ここのところ《怖すぎる》という声が視聴者から上がるほど、怪演が話題となることが多い。今年1月期のNHKドラマ「大奥」では、徳川の血筋を絶やさぬという執念に取りつかれた春日局を、22年4月期の「恋なんて、本気でやってどうするの?」(カンテレ・フジテレビ系)では、息子を溺愛し、その恋人をねたみ、妨害するアルコール中毒の母親を演じた。
「斉藤さんの演じる母親は、一癖も二癖もあるワケありの、ちょっとヤバいバックボーンを持つ熟女感が伴う唯一無二さがあります。影のある闇を抱えているような色気というか、魔性感もいいスパイスですし、過去の医師との不倫報道が珍しく尾を引いていないのも、演技での説得力があるからではないでしょうか」(ドラマ制作会社スタッフ)