ジャニーズ「タレントキャスター戦略」の蹉跌…櫻井翔、東山紀之は完全なる被害者

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 6月5日、国会を訪れた元ジャニーズJr.の橋田康さんら3人が、児童虐待防止法改正を求める約4万人の署名を与野党に提出。同日放送の「news zero」(日本テレビ系)で、キャスターを務める嵐の櫻井翔(41)は、ジャニー喜多川氏の性加害問題について初めて口を開いた。

 5月30日、東山紀之(56)が「サンデーLIVE!!」(テレビ朝日系)でこの件で謝罪しているが、テレ朝の篠原浩社長が「私どもから持ちかけた」と話しているように、テレビ局と事務所サイドにお膳立てされた謝罪であるのは否めないだろう。

 東山も櫻井もジャニーさんの生前、自身が性加害を受けたか否かについてはコメントしていない。

「ジャニーズのタレントが情報・報道番組にキャスターとして進出したのは、ジャニーさんのプロモーション戦略の一環だと言われています。ジャニーさんは死後、まさか自らの性加害について東山や櫻井にコメントさせることになるとは思ってもみなかったでしょう」(芸能ライター)

 ジャニー氏は歌って踊れるアイドルを次々にプロデュースしてきたが、タレントの活躍の場として、ドラマやバラエティ番組の次に狙ったのが情報・報道番組だったという。

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