嵐はジュリー社長の“オキニ”、櫻井翔は秘蔵っ子的存在…「性加害問題」遅すぎた釈明の深層
ジャニーズ事務所の創業者であるジャニー喜多川氏(故人)による少年への性加害について、このほど日本テレビ系「news zero」でコメントした「嵐」の櫻井翔(41)。この問題を番組が報じる際は有働由美子キャスターが代わりにコメントしてきたことから、櫻井には非難の声が多く寄せられた。今回、ようやくコメントした櫻井は「責任が問われている事務所に所属していること、被害者に見られうる立場でもあり、コメントすることは難しいと考えていました」と釈明。そしてこう続けた。
「ジャニーズ事務所は話したくない人の口を無理やり開かせることなく、しっかりとプライバシーを保護した上で、どのようなことが起こっていたのか調査してほしい。あらゆる性加害は絶対に許してはならない」
目を潤ませ、声を詰まらせる場面もあったが、業界関係者の見方はこうだ。
「許してはならないとしつつも、ジュリー社長の動画コメントや、ジャニーズ事務所の再発防止策をなぞっただけに聞こえた」とは、ある放送作家。ジャニーズは第三者委員会を設置して調査し公表すべしとの声にも応じず、心のケアにあたる相談窓口などとして、お茶を濁そうとしている。未成年の少年を中心に被害者は3ケタにのぼるとの関係者による告発が続く中、肝心の調査も、WBCヘッドコーチら3人を社外取締役に招いたという程度。そうした批判について櫻井キャスターは完全スルーであった。