一途な女心を歌う演歌歌手・田川寿美「普段聴くのは長渕剛さんやブルーノ・マーズ」男前な曲がお気に入り
5月に新曲「下田の椿」をリリースし、発売記念イベント行脚中の田川寿美が日刊ゲンダイに来社。新曲への意気込みを語った。
──行動制限もようやく終わり、キャンペーンも約3年ぶりです。
「思うような活動ができない中、有線の上位にランキングしていただけてうれしい半面、申し訳ないような気もしていたので、直接歌をお届けできるのはうれしいですね。会えない間があった分、ファンの方との絆も深まりました」
──今回の「下田の椿」はどんな歌?
「一途な女心の詞ですけど、メロディーがポップで、一度聴いたら耳に残る曲です。作曲は長く師事しているヒットメーカー、幸耕平先生、アレンジを徳永英明さんや稲垣潤一さんなどJ-POPのアレンジを手掛ける坂本昌之先生にお願いして、古典の良さを残しながら、ポップに進化しているんですが、バランスが絶妙で水を飲んだかのようにすっと体に入るすてきな曲で、私も気に入っています」
──普段はどんな音楽を聴いているんですか?
「長渕剛さんとか、洋楽だとブルーノ・マーズとか、カミラ・カベロの『セニョリータ』とか、夏はラテンもいいですね。長渕さんのコンサートにひとりで行ったこともあるんですよ。周りは男性ばっかりでみんなで拳あげて、めちゃめちゃ元気もらえますよね。私自身は癒やしをお届けする曲を歌うことが多いんですが、自分では男前なくらいに元気になる曲が好きなんです(笑)」