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桧山珠美コラムニスト

大阪府大阪市生まれ。出版社、編集プロダクションを経て、フリーライターに。現在はTVコラムニストとして、ラジオ・テレビを中心としたコラムを執筆。放送批評誌「GALAC」に「今月のダラクシー賞」を長期連載中。

結局見てしまった「24時間テレビ」を総括…奮闘していたのは芦田愛菜、日本の縮図を見た

公開日: 更新日:

 今年も結局見てしまった「24時間テレビ 愛は地球を救う46」(日本テレビ系)。もはや日本の夏の風物詩であり、「冷やし中華はじめました」の貼り紙を見るとつい頼んでしまうように、やっているとつい見てしまう。

 今年はメインパーソナリティーになにわ男子、チャリティーパーソナリティーは芦田愛菜ら、総合司会は羽鳥慎一水卜麻美、サポーターに徳光和夫という布陣。

 マラソンランナーは本人たっての希望で当日まで発表せず、蓋を開けてみればヒロミ。午後6時30分に番組がスタート、1時間以上も引っ張るだけ引っ張って、ヒロミかよ~とガッカリしたのは私だけではあるまい。58歳。炎天下に2人の息子を助さん格さんよろしく伴い、見事102.3キロを完走したことには敬意を表する。ママとも夫婦円満でなにより。渡辺徹亡き後、芸能界のおしどり夫婦枠はヒロミ・伊代の独占状態だろう。

■マラソンのヒロミの応援に来なかったB21スペシャル

 夫婦円満、息子にも尊敬され、後輩にも慕われているヒロミだが、かつての仲間B21スペシャルのデビット伊東やミスターちんが現れなかったのは謎。もっともB21スペシャルを覚えているのはヒロミと同世代のおっさんおばはんくらいのものだろうが。

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