蒔田彩珠がリアルな演技 NHKドラマ「わたしの一番最悪なともだち」で描かれる現代の就職活動の過酷さ
《「働かないおじさん」は見てほしい》《今の就活がどれだけ大変なのか、分かってほしい》
就活生らのSNSで、こんな声が上がっている話題のドラマがある。俳優の蒔田彩珠(21)が主演を務めるNHK“夜ドラ”「わたしの一番最悪なともだち」だ。
蒔田演じる大学4年生「笠松ほたる」が就職活動するものの、自分の個性をうまく表現することができず、なかなか内定が出ないことに葛藤する物語だ。活動的な知人をうらやましく思ったり、悩んだりしながら、思わずマネをしてしまう笠松の揺れ動く思いを、蒔田が丁寧に表現している。
傾斜の強い坂道が多いことで知られる「神戸大学」(六甲台第2キャンパス・百年記念館や工学部)がロケ地だったこともあり、現地を知る人からは《酷暑の中であの坂道を歩きながら演じるのは大変だったはず。蒔田さんが汗一つかいていないのはさすが》《俳優はもちろん、裏方の人も汗だくだったに違いない》との投稿も。
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