小泉今日子がジャニーズ性加害問題でTV界にモノ申す「悪い膿みたいなのが出始めている」
芸能界のご意見番としても、注目されていきそうだ。ジャニーズ問題で、このほどラジオでモノ申した小泉今日子(57)。ジャニー喜多川氏の半世紀以上におよぶ加害の隠蔽工作に加担、さらにジャニーズ事務所の言いなりで、やりたい放題させてきたテレビについて、こう言ったのだ。
「何か雑って感じ。コンテンツが雑だなあと思って。もっと心が豊かになることを。皆が求めてないと思ってると思うけど。習慣だから皆、つけてるだけだからねって言いたい感じはある。日本のテレビとか特にそうで、ジャニーズ問題でも言われ始めているけど、メディアが出る側に忖度してくっついちゃってて、報道してこなかったこともあって、今一番悪い膿みたいなのが出始めちゃってる」
どのチャンネルを見てもジャニーズ、ジャニーズという状況にはこうだ。
「視聴率を競う時代があって、それでどんどんテレビの世界や芸能界が露悪的になっていっちゃって。(ジャニーズには)視聴率がこのぐらい絶対あるっていう安心感があったんでしょうね。舞台でもお客さんがここまでは来ると読めるっていう」
そんな安直なキャスティングばかりしてきた結果、「お笑い番組ばっかり目立つようになって飽和状態のその次が見つけられていない」と指摘。そしてこんな期待を示した。
「ジャニーズの問題もそうだし、何となくちょっとずつ風穴があいていくと、上までぐんて開くのかな。テレビの世界も生まれ変わる気持ちで、放送局ごとにカラーを出してほしい」