指名NGリストでジャニーズ事務所の本性露呈…司会者「記者の顔を覚えられない」の謎も解ける
あの二度目の会見は何だったのか? 2日、ジャニーズ事務所は二度目の会見が行い、17日付で社名を「SMILE-UP.」と変更し、被害者の救済、補償に特化し、補償終了後に廃業すること、新事務所を1カ月以内に設立し、社名はファンクラブから公募するなどを明らかにした。
しかし、いくら会社の看板を付け替えようが、人の良さそうな井ノ原快彦(47)を副社長に据えようが、“アメとムチ”を使って長年メディアを支配してきた組織体質は変わらないようだ。4日、NHKが「ニュース7」で、独自取材として2日の会見で、「質問指名のNGリスト」があったことを報じた。これが事実なら、ジャニーズ事務所は改めてその腹黒い本性を露呈したことになる。
NHKが報じたのは、事務所から会見の運営を任されていたコンサルティング会社側が複数の記者やフリージャーナリストの名前や写真を載せ、質問の指名をしないようにする「NGリスト」を会場に持参していたというもの。そもそもあの会見の2時間限定、一社一問の制限を設け、司会の独断で質問する記者を決定するというやり方に疑問の声が噴出していた。