クロちゃん、ナダル、鈴木もぐら…秋の番組改編で「クズ芸人」が大躍進のなぜ
岡野陽一と空気階段・鈴木もぐらのYouTube番組「もぐら×岡野のくずパチ」が9月末から地上波(TOKYO MX)に進出。安田大サーカス・クロちゃんとコロコロチキチキペッパーズ・ナダルの新番組「クロナダル」(テレビ朝日系)も10月からスタートした。
彼らは、借金やギャンブル癖、腹黒さや態度の悪さなどで注目を浴びた“クズ芸人”と呼ばれる面々。これまでバラエティーを盛り上げてきた彼らだが、メインのレギュラーが同時期に始まるという現象に少々驚いた。
とはいえ、「くずパチ」は企画の方向性がはっきりしている。かねてタレントがパチンコで盛り上がる企画は深夜バラエティーの定番だったし、「くずパチ」がYouTubeで30万回再生を超える人気番組であることから地上波進出の流れもうなずける。
一方の「クロナダル」は、2人が多種多様な企画に挑戦する深夜バラエティーだ。すでに収録を終えた本人たちが「ツッコミが1人欲しい」と訴えている通り、暴走したまま番組の終了を迎える可能性もあるだけに危なっかしい。個人的には、見事な散り方も含めて注目している。