宝塚OGは「いじめ問題」に沈黙、96期生は裁判沙汰に…再注目される小柳ルミ子の壮絶告白
宝塚歌劇団に所属する25歳の女性が9月30日、自宅マンション敷地で転落死したことを受けて、同歌劇団内のいじめ問題に注目が集まっている。
歌劇団は、今年2月に週刊文春で報じられた歌劇団内のいじめ疑惑を否定。しかし今回は調査チーム発足を発表し、説明責任を求められている状況だ。
ジャニーズ事務所の性加害問題は、当時の経営陣や事情を知るとされる古株のタレントがダンマリを決めていることでバッシングを受けたが、歌劇団の関係者やOGたちの多くも、いじめ問題には沈黙を続けている。
歌劇団を巡るいじめ問題を“噂”程度で聞いたことがある人は少なくないだろう。2008年には音楽学校に入学した96期生が同期生による虚偽の報告で退学処分を受け、学校を相手に訴訟を起こし、裁判の結果、被害者の退学処分は取り消されている。当時、このいじめの一部始終を綴った「ドキュメント タカラヅカいじめ裁判 ー乙女の花園の今」(鹿砦社)が出版されたが、大きく報じられることはなかった。