二宮和也が“人生の師匠”木村拓哉を裏切ってまで独立に駆られた金銭事情とハリウッドの夢
嵐の二宮和也(40)が「SMILE-UP.」(旧ジャニーズ事務所)からの“完全独立”を発表したことで芸能界に激震が走っている。24日深夜、二宮はファンクラブ向けサイトで「1回目の事務所の会見以降自分の活動にも多くの影響が起き始め、正直な話僕も怖くなったし、不安な気持ちにもすごくなり、これからどうしていこうかなと考え始めました」と、揺れる心境を吐露した。
関係者の間で二宮の残留が“既成事実”と捉えられていたこともあるが、問題は、二宮が“本音”を明かしたタイミングだ。芸能界では、出演ドラマの放送中に俳優が私事の情報発信をすることはご法度とされているが、二宮はその慣例をいとも簡単に破った。二宮は9日から始まった「ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~」(フジテレビ系)に大沢たかお(55)、中谷美紀(47)らとトリプル主演している。
「僕も怖くなった」と明かしたように、二宮は相当切羽詰まっていたと考えられる。一つは6日に公開された二宮の主演映画「アナログ」が公開初週でトップに立てなかったことだ。ビートたけし原作、相手役は波瑠(32)でプロモーション活動も完璧だったのに、公開から3週間が経過していた菅田将暉(30)主演の「ミステリと言う勿れ」にトップを阻まれた。
もう一つは、予想だにしなかった「ONE~」の低調ぶりだろう。二宮は好評のうちに幕を閉じた前期の「VIVANT」(TBS系)からの“月9”枠出演だったが、その視聴率は5%台(第2回、第3回=関東地区、ビデオリサーチ調べ)と伸び悩んでいる。
「二宮さんは『アナログ』と『ONE~』の不振の原因を“性加害”問題と解釈しているのでしょう。さらに今年上半期まで7社あったCM契約もほぼほぼ全てが『契約満了をもって更改なし』といわれていますから、単純に4億円近い収入が消える計算になります。いくら今までの蓄えがあるといっても、“このまま事務所に残ったら完全に干上がってしまう”と恐怖を感じるのはごく自然な感情だと思います」(芸能プロダクション関係者)