旧ジャニーズ新会社に暗雲 タレントたちは“新社長”に不安抱き…正式発足が大幅に遅れる裏側
人気グループの契約問題も正式発表されず…
嵐の二宮和也(40)や生田斗真(39)、岡田准一(43)など主力タレントの独立が相次ぐ中、新会社との契約を表明していないグループやタレントも少なくない。
「新会社始動にあたり、旧ジャニーズのグループやタレントとの契約を済ませておかなくてはならない。しかしSixTONESをはじめ、所属グループのメンバーやタレントの契約がまだアナウンスされていない。元々、福田氏はワンポイントリリーフで、いずれは藤島ジュリー景子氏が寵愛している井ノ原快彦が社長になるという話もありました。ジャニー喜多川さんの性加害問題で自殺者が出た件で、新会社スタートが立ち遅れているようです」(週刊誌記者)
旧ジャニーズ事務所は12月1日に、ジャニー氏による性加害の被害者への補償金の支払いを開始したと報告。23人の被害者に補償金支払いが完了したことを明らかにした。
「834人が被害を訴え出ていますが、10月中旬に『ジャニーズ性加害問題当事者の会』のメンバーだった大阪の40代男性が自殺したことで、事務所の担当者から『折り返す』と連絡があってから5カ月も放置されていたことが明らかになった。同じような状況に置かれた被害者への対応に追われて、事務所は新会社どころではない。今各種の手続きなどをしているといいますが、性加害問題への補償がクリアにならないことにはスポンサー契約もままならないため、年内には決着しないのではないか」(前出・週刊誌記者)
その間、旧ジャニーズ事務所の社員がグループやタレントのマネジメントに動き回っているという。果たして、福田氏率いる新会社は無事、船出を迎えられるのか。
(本多圭/芸能ジャーナリスト)