いい感じに毛量が…「何が起きるか人生分からない」ジョニー志村の奇跡の至芸
人生が大きく変わったのは28歳の時。父親が亡くなった。その時、父が言っていた「好きなことをやって生きなさい」という“遺言”に背中を押され、好きだったモノマネ芸人を目指すことになった(講談社「FRIDAYデジタル」2023年5月29日)。
当初は氣志團の綾小路翔、GACKT、YOSHIKI、甲本ヒロトらをマネしていた。タモリのモノマネを始めたのは30歳の頃。けれど、当時は井上陽水や松山千春、舘ひろしら「サングラスメドレー」の中のひとりで“つなぎ”でしかなかった。タモリモノマネに本腰を入れたのは45歳頃のことだった。
最初に「細かすぎて--」に出演した際は、「テレフォンショッキングのゲストに来た、とんねるず」というネタの相手役。こにわとあしべ扮する、とんねるずの「足を引っ張らないように」と、「長い付き合いだよねぇ?」「あ~、ごぼ天うどん!」「それは絶対言うなって」「決まってないよ何も!」という4つのセリフをひたすら練習した(東洋経済新報社「東洋経済オンライン」23年11月17日)。その結果、「コツ」を掴み、クオリティーがどんどん上がっていった。