何故か見捨てられない…さらば青春の光・東ブクロが放つ妙な色気
その後、松竹の養成所に入り、同級生とのコンビを解消し、先輩とコンビを組んだ。そのわずか数日後、森田のコンビが解散。以前から森田と組みたいと思っていた東ブクロは森田を誘う。「おまえ、先輩と組んだばっかりやろ?」と最初は断った森田だが、「僕なら森田さんを輝かせられます」といった長文のメールで口説き、コンビを結成することになった(エムエム総研「マーキャリ MEDIA」20年11月30日)。
13年の事務所独立と東ブクロのスキャンダルが重なり、森田いわく「東京芸人さんから無視されるくらい」嫌われていた、さらば青春の光(テレビ朝日系「アメトーーク!」22年6月30日)。それでも、森田は東ブクロを見捨てず、実力で業界を渡り歩いてきた。一方、その都度、もっとも信頼できる人を見極め、選択をくだしてきた東ブクロ。彼は会社の社訓を決めるという企画(テレビ東京系「ゴッドタン」22年6月4日)で、こう言い放った。
「がんばるな。誰かがやってくれるんだ」
それを可能にする妙な色気が、彼にはあるに違いない。