滝沢秀明氏「TOBE」少年グループ結成の違和感 沈黙し続けるジャニー氏性加害問題への説明責任は

公開日: 更新日:

 14日、滝沢秀明氏(41)が創業した「TOBE」から、11歳~13歳になるメンバー5名の新グループ「wink first」が誕生したことが発表された。昨年3月に、新人オーディションをスタートさせ、1年がかりで選ばれたのが、研修生の島田泰我(11)、松﨑光(11)、川田瑠輝(12)、藤代翔真(13)、小助川優(11)の5名。

 だが、昨年、性加害問題で揺れた旧ジャニーズ事務所の創業者、故・ジャニー喜多川氏(享年87)と同様の方法で少年たちをスカウトする一方、ジャニー氏の性加害問題について言及していない滝沢氏に、厳しい視線が投げかけられている。

「ジャニーさんに後継指名されながら、志半ばで旧ジャニーズ事務所を去り、自身が立ち上げたTOBEの船出は初のドーム公演も成功させ、順調そのものです。新たに研修生となった新グループは、11~13歳の少年たち。ファン相手に売り出していく手法はジャニーさんのやり方とほぼ変わりなく、滝沢氏はジャニーイズムを継承したと言ってもおかしくない。しかし、旧ジャニーズ時代の滝沢氏は引退後にジャニーズ事務所副社長とジャニーズアイランド社長を兼務。未成年者も含まれるJr.を統括する立場にあったにもかかわらず、ジャニーさんの性加害問題について説明責任を果たしていないという声も根強くあります」(芸能ライター)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    松本人志「事実無根」から一転、提訴取り下げの背景…黒塗りされた“大物タレント”を守るため?

  2. 2

    島田洋七が松本人志復帰説を一蹴…「視聴者は笑えない」「“天才”と周囲が持ち上げすぎ」と苦言

  3. 3

    人気作の続編「民王R」「トラベルナース」が明暗を分けたワケ…テレ朝の“続編戦略”は1勝1敗

  4. 4

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  5. 5

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  1. 6

    松本人志が文春訴訟取り下げで失った「大切なもの」…焦点は復帰時期や謝罪会見ではない

  2. 7

    窪田正孝の人気を食っちゃった? NHK「宙わたる教室」金髪の小林虎之介が《心に刺さる》ファン増殖中

  3. 8

    井上真央ようやくかなった松本潤への“結婚お断り”宣言 これまで否定できなかった苦しい胸中

  4. 9

    菊川怜が選んだのはトロフィーワイフより母親…離婚で玉の輿7年半にピリオド、芸能界に返り咲き

  5. 10

    福山雅治は自宅に帰らず…吹石一恵と「6月離婚説」の真偽

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇