NHK朝ドラ「虎に翼」に“幼少期シーンなし”の是非 ドラマ深みを増すために必要? そもそも前座扱い?
「虎に翼」の第1話は、新聞に掲載された日本国憲法の条文に目を通す主人公のシーンからスタートしたが、10代後半の多感な寅子を、童顔の伊藤が違和感なく演じていたことも、視聴者が感じたテンポの良さにつながった要因といえるだろう。
「感動できる展開も多い朝ドラの幼少期シーンですが、やはり子役の演技力に左右されてしまうというリスクはあるでしょう。それに伊藤さんは個性的な声音もありますし、伊藤さんの子供時代を違和感なく演じられる子役がいなかったというのも、幼少期シーンがなかった理由の一つとして考えられます」(同)
伊藤の童顔ぶりが功を奏し、出だしはまずまず。このままテンポ良く展開していくことができるか。