著者のコラム一覧
中西美穂ジャーナリスト

元週刊誌記者。生殖補助医療、妊娠・出産、障害を中心に取材活動を行う。

愛川ゆず季が2歳で長男の自閉スペクトラム症を確信した“逆さバイバイ” ネット検索で不安のループに…

公開日: 更新日:

 初めて生んだ最愛の我が子に障害が……。元グラビアアイドルで女子プロレスラーの愛川ゆず季さん(41)は昨年、長男が自閉スペクトラム症を抱えていることをブログで公表した。支援につながる前の思い悩んだ時期に自身がパニック障害に陥ったこと、周囲の支えで回復していった経緯もYouTubeなどで発言。著名人である愛川さんの真摯な告白が、同じ境遇にある親たちを勇気づけ、感動を呼んでいる。

 愛川さんの長男は6歳。2歳11カ月から、障害のある子供への治療と教育を合わせて行う「療育(発達支援)」に通う。お絵描きが得意な、可愛い盛りの男の子だ。

 自閉スペクトラム症は、主に社会的なコミュニケーションの困難さや空間・人・特定の行動に対する強いこだわりがあるなど、多種多様な障害特性がみられる発達障害。その特性により、日常生活や社会生活において困難さを感じることがあるという。

 一番辛かったのは長男が2歳の頃だった、と愛川さんは振り返る。

「『うん?』っていうのは1歳代にも若干感じていたんですけど、明らかにおかしいって気づいたのは、逆さバイバイ。それを見つけた瞬間に『逆さバイバイ 治る』とか検索しました。喋るのも遅かったので、一生懸命に本を読んで。すごく焦っていたような記憶があります」

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