「100億円稼いだ男」松本人志“裁判長期化”で投資家転身は? 財テクに長けた島田紳助氏の例も
「週刊文春」に性的行為強要疑惑を報じられたダウンタウンの松本人志(60)が、名誉毀損で発行元の文藝春秋を訴えた裁判がなかなか進まない。8月14日の第2回弁論準備が取り消され、開催期日は未定になっている。松本は7月にX(旧ツイッター)を再開し、25日には「おすすめの映画、ドラマありますか? 訳あってヒマなもんで。」とポストしている。
「一般人の立場からすると、松本さんは十分なお金もあって、時間もある。裁判のことを除けば、羨ましがる人もいるかもしれない。でも、何もすることがないと、逆に辛いでしょう。まして、お笑いのことばかり考えてきた人ですからね」(芸能関係者)
松本はすでに十分過ぎるほど稼いできた。かつて毎年発表されていた高額所得納税者の常連であり、1995年には2億6340万円で俳優・タレント部門の1位になっている。この年、歌手部門1位のサザンオールスターズ・桑田佳祐の1億5063万円を上回り、芸能人のトップに輝いている。
「その年の年収は5億3800万円と推定されていました。この頃はテレビ番組に加え、著書『遺書』の印税もありました。文春との裁判で、慰謝料など5億5000万円を損害賠償として求めているようですが、実際に1年でこのくらい稼いだ年があるようですね」(税事情に詳しい記者)