歌手・女優の畑中葉子さん「生まれ故郷 八丈島の流人まつりを復活させたい」
高校受験で私立に受かり、都立の試験日に友だちと出かけたのが原宿。そこで3つの芸能事務所にスカウトされたのがこの世界に入るきっかけです。そして平尾先生の音楽スクールのレッスンに通うようになり、歌手デビューしたのが78年1月。
デュエット曲「カナダからの手紙」は大ヒットしますが、次の年にソロになることで事務所との相違があり、仕事が嫌になり逃げるように結婚します。79年、まだ20歳。お相手は音楽家の方ですが、その年の夏には実家に帰っていましたから、結婚生活はほんの2、3カ月。離婚届を出したのは80年1月です。
事務所に戻って、最初の仕事がセミヌードになることでした。「後から前から」をリリースし、日活ロマンポルノにも出て、泣きながら仕事をしましたが、あの時、踏ん張ったから今があると思っています。あの頃の私に「よく頑張ったね、ありがとう」と言いたいです。
■21年に2度目の離婚、昨年緑内障の手術
再婚は約10年後の91年です。2度目は一般の方です。子供は2人。2人目の息子が生まれて子育てで夫婦関係がギクシャクしだし、離婚したのは2021年です。夫婦がバラバラだと子供たちが大変だと思い、お互いにカバーし合っていましたが、最後は家庭内別居となり、子供たちへの影響も出てきたので離婚することにしました。今はみんな生き生きして、とても幸せにしています。