NHKがすがるサンドウィッチマン…“目玉不在”の紅白はワースト視聴率更新濃厚で有吉弘行は今年限り?

公開日: 更新日:

「スマホからも受信料」で、さらなる逆風

 さらにNHKは深刻な問題も抱えている。紅白が今年、ワースト記録を更新した場合、予算縮小はもとより放送時間の短縮、あるいは最悪打ち切りの議論も浮上する危機的状況にあるという。前出のテレビ関係者が続ける。

「NHKはテレビを持っていなくとも、スマホでの視聴者に対し、地上波テレビと同額の税込み月1100円の受信料を請求する修正案を2024~26年度の中期経営計画に盛り込むことを決定している。当然、国民から猛反発を食らうことが想定されていますが、紅白や大河ドラマなど制作費が莫大な番組で十分な視聴率が取れていないと、国会でやり玉に挙がることが必至だからです」

 そこでサンドウィッチマンの国民的人気にあやかろうともくろんでいるというわけだ。

「とにかく2人の潜在視聴率は10%を超えており、圧倒的。今回は西田敏行を偲んで東日本大震災復興支援プロジェクトソング『花は咲く』の大合唱を仕切ってもらうプランが浮上しています」(同前)

 紅白の命運はサンド2人の双肩にかかっている。

  ◇  ◇  ◇

 年の瀬に「受信料アピール」などという無粋な呼びかけは本当にやめてほしい。 関連記事【もっと読む】NHK赤字見通しで今年も紅白歌合戦“受信料アピール”か…旧ジャニーズにフラれ視聴率30%割れ危機…では、昨年の紅白を振り返りつつ、今年について予想している。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  2. 2

    中居正広の騒動拡大で木村拓哉ファンから聞こえるホンネ…「キムタクと他の4人、大きな差が付いたねぇ」などの声相次ぐ

  3. 3

    木村拓哉は《SMAPで一番まとも》中居正広の大炎上と年末年始特番での好印象で評価逆転

  4. 4

    中居謝罪も“アテンド疑惑”フジテレビに苦情殺到…「会見すべき」視聴者の声に同社の回答は?

  5. 5

    中居正広9000万円女性トラブル“上納疑惑”否定できず…視聴者を置き去りにするフジテレビの大罪

  1. 6

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  2. 7

    フジテレビは中居正広で“緊急事態”に…清野菜名“月9”初主演作はNHKのノンフィクション番組が「渡りに船」になりそう

  3. 8

    中居正広の女性トラブルで元女優・若林志穂さん怒り再燃!大物ミュージシャン「N」に向けられる《私は一歩も引きません》宣言

  4. 9

    若林志穂vs長渕剛の対立で最も目についたのは「意味不明」「わからない」という感想だった

  5. 10

    中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    相撲協会の逆鱗に触れた白鵬のメディア工作…イジメ黙認と隠蔽、変わらぬ傲慢ぶりの波紋と今後

  2. 2

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  3. 3

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 4

    《2025年に日本を出ます》…團十郎&占い師「突然ですが占ってもいいですか?」で"意味深トーク"の後味の悪さ

  5. 5

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  1. 6

    中居正広の女性トラブルで元女優・若林志穂さん怒り再燃!大物ミュージシャン「N」に向けられる《私は一歩も引きません》宣言

  2. 7

    結局《何をやってもキムタク》が功を奏した? 中居正広の騒動で最後に笑いそうな木村拓哉と工藤静香

  3. 8

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 9

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  5. 10

    高校サッカーV前橋育英からJ入りゼロのなぜ? 英プレミアの三笘薫が優良モデルケース