今年はNHKドラマばかり面白かったワケ…最終回『光る君へ』は歴代ワースト2位も高評価
《初めて大河ドラマを完走した》なんて声も多い。15日に最終回を迎えた吉高由里子(36)主演のNHK大河『光る君へ』。最終回の世帯視聴率は前回より1ポイントアップの11.0%(個人6.5%、関東地区=ビデオリサーチ調べ)で、全48話の平均は10.7%(個人6.2%)だった。
「2019年の『いだてん~東京オリムピック噺~』の8.2%は上回ったものの、前作『どうする家康』の11.2%を下回って大河の歴代ワースト2位に。ですが、ドラマの内容そのものの評価は内外で高い。紫式部役の吉高さん、藤原道長役の柄本佑さんの繊細な演技もそうですが、やはり脚本の大石静さんが描く“人間ドラマ”は一級品ですよねえ。いくら世帯視聴率はアテにならないと言っても、もう少し数字を取ってもおかしくなかったと思える大河だったような……」と民放キー局プロデューサーは首をひねる。
レビューサービス「Filmarks」での評価は5点満点で4.1(16日現在)。《毎週日曜夜が楽しみで正座待機するほどハマっていました》などと、俳優も脚本も絶賛する書き込みがずらりと並ぶ。