広がる芸能人の社会貢献とその舞台裏…コロッケが母子生活支援施設を訪問し話題に
ものまねタレントのコロッケ(64)が東京・足立区の福祉施設・ポルテあすなろの「子ども食堂」をこのほど訪問し、カレーライスや餅、クリスマスケーキを子どもたちに振る舞って話題だ。母子生活支援に取り組む同施設を訪れるのは2回目で、「あっち向いてホイ変顔大会」で子どもたちと戯れ、筆箱やバッグなどを贈った。
「もともとは小林幸子さんのされている『幸せプロジェクト』に参加したのがきっかけなんです。小林さんが地元・新潟でも頑張っておられるように、僕も『火の国プロジェクト』を立ち上げて地元・熊本の農業や子ども食堂を支援したいという思いがあるんです」
社会貢献活動への取り組みは15年に及び、国による「ボランティアの日」制定の構想も進めている。自らも母子家庭で育ち、「子どもの頃は生活が苦しくて、よくお腹をすかしていました」と言い、こう訴えた。
「未来のある子どもたちのために何か大人の人たち、芸能界の人たちができないかということを本気で考えています。僕らは人前に出させていただいて、応援していただいて成り立っている仕事ですから、何か役に立てることはないかなと」
成功した芸能人による社会貢献、慈善活動では杉良太郎が有名で、刑務所慰問などをライフワークとしている。最近では、吉川晃司とギタリスト布袋寅泰がユニット「COMPLEX」で復興支援コンサートを行い、その収益金10億円を被災地に寄付した。石川県による復興基金創設の原資となった。「改めて、被災された方、そのご家族、関係者のみなさまに心からお見舞い申し上げます」とのコメントを発表した。