“現代の遊女”吉原のソープ嬢はNHK大河ドラマ『べらぼう』をどう見ている? 地元は特需に沸く
横浜流星(28)主演のNHK大河「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」の観光特需を当て込み、舞台の吉原がある東京都台東区は地元とタッグ。蔦屋重三郎が新吉原の大門前に開業した「耕書堂」を模した期間限定の“アンテナショップ”で〈観光案内や土産販売を行い、来訪者をおもてなし〉(公式HP)している。
とはいえ、その「江戸新吉原耕書堂」があるのは、日本最大のソープランド街のド真ん中。特殊な立地だ。
どんなものかと平日の昼すぎに訪ねてみたら、「土日の昼間は店内に行列ができるほどですよ」と、地元関係者がこんな話をしてくれた。
「全国各地から来ていただいて、大河ドラマの影響力を実感しています。特殊なエリア? 確かにそうですね。休日の昼は観光客でいっぱいでも、平日の夜はネオンでキラキラ。子供にどう説明すればいいか悩む親御さんもいるようです」
帰り際に「男性が1人で歩いていたら(客と間違われて)声がかかると思いますよ」とアドバイスされたが、すぐにある店の前で声がかかった。店員に「取材で」と告げて、しばし立ち話。