松本人志「独占インタビュー」はテレビ復帰を遠ざけたのか…圧倒的に欠けていたものとは
裁判終結後、松本は弁護士を通じて《かつて女性らが参加する会合に出席しておりました。参加された女性の中で、不快な思いをされたり、心を痛めた方々がいらっしゃったのであれば。率直にお詫び申し上げます》とコメントしているが、週刊文春に告発した女性たちに直接向けたものではなかった。
■注目される活動再開後の松本のお笑い
《飲み会について言えば、僕としてはみんなで楽しんでくれればという思いしかなかったです。でも、後輩たちにも気を使わせていたのかもしれないし、嫌な思いをした方がいたのかもしれないという部分はある。そうしたさまざまな思いを、裁判を取り下げた時に出したコメントの中に「お詫び」という形で入れさせてもらいました。》
今回のインタビューで松本は、飲み会について「みんなを楽しませるためのものだった」と語り、文春に書かれた内容と大きく乖離している。
インタビュアーが何を問いかけたかがわかる一問一答形式でないところなど、全体的にどこか消化不良の感じが否めないインタビューだったと思ったのは筆者だけではないはず。しかし、お笑い関係者によると、今話せる精一杯の内容だったという。