韓国ロケの「イッテQ」が放送4時間前に内容差し替えのナゼ…旧統一教会が影響か?日テレに聞いた
過去には“やらせ疑惑”報道
日テレと世界平和統一家庭連合(旧統一教会)を巡っては、テレビ番組で教団に対して名誉毀損があったとして、教団側がジャーナリストの有田芳生氏と日本テレビ相手に計2200万円の損害賠償などを求め提訴していたが、東京地裁は2024年3月に請求を棄却している。
別のキー局関係者はこう話す。
「テレビ局には通常、問題のある人物や団体をチェックする『NGリスト』が存在し、社内で共有されています。各番組の担当者は、取材や出演依頼の前には必ずそれを確認し、反社や危険性のある人物などのチェックを行います。かつてある人物ドキュメンタリー番組でも、何カ月も追いかけていた人物が放送直前になって、SNS上で詐欺の噂が流れたため、放送を取りやめたことがあります。YouTubeなどのネット媒体に比べて、テレビはやはりこうした『身体検査』は厳密なんですよ。しかし海外ロケの場合、こうしたチェックは現地のコーディーネーター頼みになることが多いんです。それで直前に教団と関係がある可能性が浮上したため、急遽、放送を取りやめたということだと思います」
同番組ではかつて、海外の祭りの“やらせ疑惑”も取り沙汰されたが、「視聴率は今でも世帯で9%前後をキープしており決して悪くない」(前出の番組関係者)というから、余計なトラブルを回避するため、直前に差し替えたということのようだ。
いずれにせよ、楽しみにしていたファンにとっては、企画がお蔵入りとなってしまっては、ガッカリだろう。
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かつて、「イッテQ!」には手越祐也が出演していたが、その本人には「伝説」と言えるエピソードがあった。関連記事【もっと読む】柏木由紀も餌食に 肉食ジャニーズ手越祐也の「荒ぶる下半身」…では、当時の騒動について伝えている。