テレ東「夫よ、死んでくれないか」タイトルが物議…過去には視聴者からの声で改名したドラマも
4月7日放送開始のドラマ「夫よ、死んでくれないか」(テレビ東京)が放送前から物議を醸している。理由は、見ての通りというか、その過激なタイトルそのものだ。
ドラマは、女優の安達祐実(43)と相武紗季(39)、タレントの磯山さやか(41)のトリプル主演。3人は大学時代の同級生、日ごろから夫に不満を抱える30代後半の既婚女性という設定で、そのうち1人が偶発的に夫を殺してしまうところから物語が始まる。原作は作家・丸山正樹氏の同名小説だ。
このドラマをめぐっては、放送決定を発表した当初から《このドラマタイトルいいのか? たぶん夫の部分が嫁になってたら問題になるんだろうな》といった、男性差別を指摘する声などがX(旧ツイッター)に続々。反響が次第に大きくなる中、3月26日には、弁護士でユーチューバーの岡野武志氏がXで、タイトル通りのフレーズを浴びせてその人物が自殺した場合、自殺教唆罪になり得るなんて見解も示し、タイトルが不適切であるか否かについての議論が過熱している。
あるテレビ誌のライターは、以前、このような過激なタイトルが原因で視聴者からの批判が殺到し、「ドラマが改名に追い込まれた例もあります」とこう話す。