河合奈保子の娘「kaho」 母親譲りの“要素”で高まる期待
80年代に一世を風靡(ふうび)したアイドル・河合奈保子(50)といえば、オトーサン世代には懐かしい。その河合の愛娘が歌手デビューし、話題になっている。
kaho(14)という名で活動を開始。6歳からピアノに慣れ親しみ、自身で作詞作曲を手がけるシンガー・ソングライターというから本格派だ。デビュー曲「every hero」はいきなり、堀北真希主演のドラマ「ミス・パイロット」(フジテレビ)の主題歌という大抜擢。力強く大人びた歌唱力とリズム感の持ち主として、「宇多田ヒカル2世」と一部メディアで報じられた。
それもうなずける。宇多田も藤圭子の娘としてデビューしたし、子供時代を海外で過ごした経験や、デビューの年齢もほぼ同じ。加えて、河合の夫でkahoの父親である金原宜保氏はかつて宇多田のヘアメークを担当。同じ音楽プロデューサーが手がけているからか、楽曲もどことな~く似ているような。
音楽専門誌「Quick Japan」の最新号に掲載されたインタビュー。3歳から住んでいるオーストラリアでの生活について語っていて、そこには今から16年前、出産を機に芸能活動の無期休業を発表した知られざる河合の「母の顔」が見え隠れする。自宅には常に両親の好む音楽――スティービー・ワンダーやマイケル・マクドナルドの曲が流れていて、6、7歳のころ、河合を真似てピアノに触れたのが、音楽を始めたきっかけだという。