佳那晃子 電話もガスも止められた借金騒動

公開日: 更新日:

 もっとも、源氏と結婚する前は家賃4万5000円の木造アパートに住むなど、佳那は「小さいほうに金銭感覚がズレていた」という。さらに源氏も「今回のお金絡みのいじめられ方なんて、若い頃された“放送作家いじめ”に比べればなんてことないですよ」と生活を続け、借金問題が明らかになった時には、すでに残り1億円まで減っていた。
 佳那は周囲から離婚を勧められたこともあったというが、「これは事故だと思っているんです。夫が事故に巻き込まれたからといって、そこから逃げ出すくらいなら初めから結婚なんかしなければいい」と、コメントした。
 佳那は完済が見えてきた時点で、借金問題について、綱渡りで地球に帰還した「アポロ13号」に例えて、「大気圏の突入角度が問題だぞ」と語った。借金は無事、返済された。
 佳那の回復はそんな夫婦の物語と無縁ではないといえるだろう。

◇1996年3月 6日、華原朋美「I’m proud」リリース。13日、大阪地検特捜部が木津信用組合を背任で捜査。24日、サッカー日本代表が28年ぶりに五輪出場決定。28日、オウムに破産宣告。29日、太平洋銀行が破綻。

【連載】プレイバック芸能スキャンダル史

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動