北大路欣也 父・右太衛門の老人ホーム入居騒動

公開日: 更新日:

■1999年9月

「旗本退屈男」で一世を風靡(ふうび)した時代劇の大御所、市川右太衛門が92歳で亡くなったのは99年9月16日。

 最後の1年は海と山に囲まれた風光明媚(めいび)な千葉の老人保健施設で過ごしたが、右太衛門の施設入所を巡って、息子の北大路欣也(当時56)が「冷血」「姥(うば)捨て」とバッシングされる騒ぎが起きた。

 通夜が明けての記者会見で「本人たっての希望で館山の老人ホームに入居した。大往生でした」と語った北大路の姿を、マスコミは美談として報じた。

 ところが、親族がこれに反発した。98年8月の引っ越し作業は「わしは行かん」と右太衛門が反対する中で淡々と進められ、それ以降、連絡が取れなくなったと主張。さらに、右太衛門が経済的に困っていたにもかかわらず、北大路が援助せず、家政婦が食費を立て替えて食べさせていたという情報まで飛び出した。

 マンションは差し押さえられていて、入所を渋る右太衛門を兵糧攻めにしてホームに入れたと口にする人も。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    僕がプロ野球歴代3位「年間147打点」を叩き出した舞台裏…満塁打率6割、走者なしだと.225

  2. 2

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  3. 3

    “玉の輿”大江麻理子アナに嫉妬の嵐「バラエティーに専念を」

  4. 4

    巨人「先発6番目」争いが若手5人で熾烈!抜け出すのは恐らく…“魔改造コーチ”も太鼓判

  5. 5

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  1. 6

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 7

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  3. 8

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  4. 9

    大江麻理子アナはテレ東辞めても経済的にはへっちゃら?「夫婦で資産100億円」の超セレブ生活

  5. 10

    裏金のキーマンに「出てくるな」と旧安倍派幹部が“脅し鬼電”…参考人招致ドタキャンに自民内部からも異論噴出