周囲もア然…東てる美さんは酔うと別人格「キャサリン」に
ドラマ、映画などで活躍している東てる美さん(59)は、飲んだらますます色っぽくなる和風美人のイメージだが、お酒の味を知ったのは遅かった。しかし、その味をいったん覚えてからは意外?な展開に……。
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私の両親は、父親がお酒が強くて母親がまったく飲めなかったんです。私は飲むと心臓がドキドキしてしまうから母親に似たのかと思っていました。乾杯でも口をつける程度で、飲むと気持ち悪くなって、すぐ眠くなってどこででも寝ちゃうし。
だから、飲み始めたのは遅くて、37歳から。きっかけはMBSの昼ドラ「婚姻関係」で主役をやった時です。ずっと大阪のホテル住まいで、朝7時くらいから夜中12時くらいまで出ずっぱりの毎日。部屋に帰ってきてもテンションは上がったまま。それからお風呂に入って、翌日のセリフをチェックしたりしているうちに、ますます眠れなくなって、睡眠導入剤を飲んだりしていました。
でも、そんなことを4カ月もやっていたら胃が悪くなってしまう。それで意を決して近所のコンビニに、最初は梅酒を買いに行きました。飲んでみたら飲めたんです! でも、梅酒は甘くて太りそうなので、次に1000円くらいの白ワインを買って飲んでみました。最初はコップに半分。ドキドキしたけど、毎週強くなっていって、最後は1本じゃ足りないくらいになっていました。パンパンになっていたアタマが解放されて、酔って気持ち良くなっていったんでしょうね。