今度は福田和子役 寺島しのぶ“実録ドラマ女王”までの軌跡

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 あまりにソックリで目がくぎ付けに……。

 写真は女優寺島しのぶ(43)が主演する「実録ドラマスペシャル 女の犯罪ミステリー 福田和子 整形逃亡15年」(3月17日19時~、テレビ朝日系)のビジュアルカットだ。

 1982年に愛媛県松山市で同僚のホステスを絞殺。その後、北海道から山口まで15年に及ぶ大胆不敵な逃走生活を送る中で2度の整形、20もの偽名を使い分け、時効直前に逮捕された「希代の悪女」の半生を演じる。

 寺島が世間を震撼させた凶悪犯を演じるのは、これが初めてではない。記憶に新しいところで、婚活殺人の木嶋佳苗に着想を得たドラマ「ソドムの林檎」(13年、WOWOW)、福岡・久留米市の看護婦4人が自分たちの夫2人を殺した保険金連続殺人事件の全容を描いた「赤と黒のゲキジョー 黒い看護婦」(15年、フジテレビ系)での従犯の看護婦……。とまあ、テレビ局をまたいで、殺人という最も忌むべき犯罪に手を染めた女性役にキャスティングされている。

 誰もが記憶する犯罪者を演じるとなれば、見る者を説得させる演技力が問われる。

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