笑い飯・哲夫が振り返る 型破りな“売れっ子家庭教師”時代
5軒掛け持ちしたことも
例えば、中学生の男子。テストの成績に目標決めといて、結果がいいと、ご褒美にエロ本とかエロビデオを貸してやるんです(笑い)。エッチなことに興味津々な時期やから、ヌード写真1枚でもチンコがビンビンになるでしょ。かといって値段も購入先もハードルが高くてそう簡単に手には入らん。ましてや親の手前もあるからね。
それを頑張ったら見れるんやから、そら目の色変えますわ。チンタラやってたのが真剣に取り組みだすと、たいがいの子供は成績が上がりますよ。ムチャクチャ頑張った子には貸すんやなくプレゼントしたこともあったりね(笑い)。
というても、僕のコレクションの中では、最低評価。もう見たあない作品なんやけど、それでも中学生にしたらパラダイスですわ。知らんのは親だけで、成績がアップして大喜び。口コミで別の家庭を紹介してもらったこともあるんで、これこそ「三方良し」ですわ(笑い)。
女の子の教え子やと、今、大阪ミナミでショットバーのオーナーしてる子がおるね。
教えてたんは中学生の頃やけど、2、3年して、あるラジオ番組の公開放送の時に来てくれたのがきっかけでメル友になり、20歳の頃に会ったらキャバクラのナンバーワンホステス。それからしっかりお金貯めて一国一城のあるじですよ。
こんな家庭教師を大学1年から、お笑いの仕事が忙しくなる27歳までやってて、一番多かった時で5軒掛け持ちしてました。基本的に、人に教えたり伝えたりってことが好きなんですわ。
そやから、得意な歴史とか仏教についての講座や学校への出前授業のオファーがあるのは本当にうれしいし、いつも楽しみにしてるんですよ。