「ドクターX」秘書役で注目 内藤理沙さんの“コンテスト秘話”
昨年12月に終了したドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」(テレビ朝日系)で、2人の外科部長に仕える秘書・関ケ原朋子役を好演していたのがこの人、内藤理沙さん(26)。女優になるきっかけとなった少女時代の写真を見て、内藤さんがいま思うこと――。
■12万1397人分の21人が本選に
白いTシャツに、赤を基調としたチェック柄のパンツ。三つ編みと、真っ白な歯がのぞく笑顔が初々しい。いかにも健康そうな美少女だ。
「写真は中学2年生のとき。自宅で母がデジカメで撮影した数枚の中の一枚です。『これを着て、スニーカーを履いて、ここに立って』と、母に言われるがままに。同じスタイルで写りが一番良かった写真を、履歴書と一緒に送りました。それにしても真っ黒! 部活でソフトテニスをやってたので、Tシャツ焼けしてたんです」
2002年8月、「全日本国民的美少女コンテスト」が5年ぶりに開催された。迎えて第8回。
「春ごろでしたか、たまたま新聞で美少女コンテスト参加者募集の広告を見つけた父が、『こんなのがあるよ』って。で、家族3人のだんらんのとき、『中3になったら高校の受験勉強、高校に入ったら大学受験があるから、思い出づくりのつもりで応募してみようか』と。父も母も私を芸能界に入れようなんて気持ちは全然なかったですし、私に至ってはこういうコンテストがあること自体、まったく知りませんでした、ハハハハ。早くしないと締め切りに間に合わないよと、母がパパパッと写真を撮って、父が締め切り直前に書類を提出したのを覚えています」