すべて失うのか ピエール瀧の世田谷3.7億円豪邸と高級外車
シャバにはすぐに出てこられそうなのだが、“損害賠償地獄”は1年やそこらで決着しそうもない。
「瀧容疑者は俳優で声優で『電気グルーヴ』で音楽活動もしているというマルチタレントだから、そのぶん影響も広範囲にわたります。ドラマ、映画、ゲーム、CMなど、損害賠償の総額は20億円とも30億円ともいわれる。2月に強制性交容疑で捕まった新井浩文被告(40)の比じゃありません」(芸能ジャーナリスト)
今後もマルチな芸能活動ができるなら“完済”も可能だろうが、それはもう望むべくもない。
「17年に未成年飲酒問題で活動停止に追い込まれた俳優の小出恵介も、5億円超の賠償金を払えず、“特別清算”という形で大半を元所属事務所に事実上肩代わりしてもらっています。瀧容疑者の世田谷の自宅は11年ほど前、土地と建物を合わせて3億7000万円ぐらい借りて買ったものだそうです。名義は瀧容疑者本人で、借金は数年で返済したというし、その後の活躍を考えれば、億単位の貯金もあるはず。車は、確かキャデラックとジャガーの2台持ちだったような……それらをすべて手放し、残債を所属事務所が肩代わりという形になるではないでしょうか」(関係者)
キャデラックはしばらく乗っていないのか、記者が自宅を訪れた際には車体のあちこちに鳥のフンが散乱していた。「瀧容疑者は常習の疑いもかけられている」(前出の捜査事情通)という。自業自得とはいえ、ドス黒い快楽の代償は大きい。