ピエール瀧には以前から奇行情報…マトリはなぜ“今”動いた
コカインを摂取したとして12日、関東信越厚生局麻薬取締部(通称マトリ)に逮捕された、俳優でミュージシャンのピエール瀧こと瀧正則容疑者(51)。マトリは半年以上の内偵期間を経てようやく瀧の逮捕に踏み切ったという。
「マトリは売人などから具体的な瀧容疑者の薬物摂取の情報を得ていたといいます。しかし、コカインは即効性が高い半面、2日程度で体内から抜けてしまい、尿検査に引っ掛からない可能性が高い。体内に何日間も残り続ける覚醒剤の捜査に比べて捜査は何倍も難しいと言われており、今回のマトリの逮捕劇はイチかバチかの賭けでした。自宅や車を家宅捜索したものの“ブツ”が見つからず、任意同行を求めて尿を調べると陽性反応が検出されました。瀬戸際の逮捕だったのです」(捜査事情通)
瀧容疑者の薬物使用については、業界関係者の間で以前から囁かれていたという。しかしそれは、あくまで“テンションが高いオジサン”程度の噂の域を出るものではなく、なかなか尻尾を出すことはなかった。それは報道機関としてはバツグンの取材力を誇るNHKの“身体検査”にも引っ掛からず、大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」に出演していることからもうかがえる。