警察庁長官が激怒「反社会勢力」を持ち上げたNHKの不見識
籠池容疑者は7月上旬、経営する飲食店の20代の男性従業員が売上金約80万円を持ってこなかったことに激高し、電話で「お前、100万円持ち逃げしたやろ。金返さんかい、コラ。殺すぞ、このボケが。周りを動かさなあかん」とまくし立てた。恐れをなした従業員は「お金をなくしました」と、警察に相談。籠池容疑者は今月26日、恐喝未遂の疑いで大阪府警捜査4課に逮捕された。番組放送から1カ月後のことだ。
「3年前の7月の深夜、相良被告は仲間7、8人とミナミを歩いとった。前から来た車とすれ違いざまボンネットを叩いたら運転手が怒って車から降りてきたんや。そしたら相良被告はいきなり相手に頭突きをくらわせ、1発で失神させ、頭蓋骨を折りよった。続けて運転手の連れの男2人もボッコボコにしばき倒して気絶させ、全員病院送りにした。シノギの取り立てなんかもしとって、ミナミで知らんヤツはおらへん。籠池容疑者も傷害の前科がある」(地元関係者)
NHKは警察庁長官が激怒したことについては「把握していません」とした上で「警察庁、大阪府警から(この件については)問い合わせなどはございません」(広報局)と回答した。
被害者たちが、どんな思いで放送を見ていたか。NHKの見識を疑う。