AV女優のギャラは世の景気に比例する…最高額は小林ひとみか、夕樹舞子か、及川奈央か?
女優のギャラに目を向けてみると……小林ひとみはバラエティー番組で当時のマックス月収を「ン千万」と語っていた。月収ですよ! 事情通に話を聞けば、
「あの頃の1本の出演料はピンキリで200万~500万。それ以前に、モデル事務所に所属した時点で500万~1000万の契約金を払ってたって聞くよね」
バブル崩壊後は、夕樹舞子(95年デビュー)は12本契約で3億円なんて伝説的なトピックがありつつも、及川奈央(2000年デビュー)で手取り800万円、麻美ゆま(05年デビュー)で500万円前後と、徐々に右肩下がりになるわけだが……日本全体が不景気だからとはいえ、まさか、AV業界がここまでお寒い状況になるとは誰が予想しただろうか。某モデル事務所の現役マネジャーがこう語る。
「昔みたいな12本、24本といった大型契約はほぼゼロ。単体女優でも1本出して様子を見るの繰り返しですよ。1本のギャラに関しても、人気のある単体女優でさえ取り分は70万~80万。企画単体になると20万まで落ちますからね」
マネジャーいわく、女優はホストなどで刹那的に散在する豪遊派と、貯金が趣味の堅実派に二極化しているそうだ。
このままAV女優が“脱いでも稼げない職業”になってしまうのか。
(ライター・川田拓也)