「膣マッサージ」「Wi-Fiが肌に悪い」で物議 インフルエンサーが根拠なき情報発信をするリスク
《誰でも気軽に発信できる現代においては、エビデンスのない情報をばら撒くことの責任を自覚して発信してもらいたい》
《インフルエンサーやYouTuberの多くは専門家などに聞いたりして事実関係を調べている印象がありません》
というネットの声とともに、インフルエンサーやYouTuberなど、「影響力のある人物が発信する商品やサービスの科学的根拠が乏しい」と話題になる事例が最近目立つ。
婚活サバイバル番組「バチェロレッテ・ジャパン」で初代ヒロインを務めた福田萌子(35)は現在妊娠中で、12日、自身のインスタグラムのストーリーズで「産道を柔らかくしておくことで赤ちゃんが楽に出てこられるし会陰切開の確率も減ります」とその効果とともに、「膣マッサージ」というサービスを紹介した。
その後、産婦人科医がツイッターで「膣マッサージ」について、「腟の凝り、癒着という概念が存在しないのとそれらが『腟マッサージ』で改善されるという根拠はないです」「妊娠中とか産後の不安を煽るビジネスっていっぱいあるけど、それに加担している可能性をインフルエンサーは考えた方がいい」と投稿し、インフルエンサーの問題点を指摘した。