TKO木下隆行が性加害を正式謝罪も…“ペットボトルキャラで復活”を後押ししてきたテレビ局の異常

公開日: 更新日:

 これに対し《こんなリスクのあるタレントを起用するTV局と視聴者との感覚がズレすぎてて制作側の人間性を疑う》といった投稿が当時からあった。不祥事を起こしたタレントに復活のチャンスが与えられること自体に何ら問題はないが、その不祥事を積極的に面白おかしくネタにするテレビ業界の異常さに、改めて厳しい目が向けられている。

■「炎上商法上等」の木下の貪欲さ

「最初の告発直後に木下さんは2月1日の渋谷クロスFM『シロシのFutureGOGO!』に出演。木下さんが『どうも問題児です。すみません』と述べ、番組パーソナリティーの歌手シロシさんが『スポンサーさんがこの話題には触れないでくれと…』と制止する場面がありました。木下さんが今回の性加害告発もネタにできるという風に思っていたのではないか…と感じさせる発言でもありますし、それが被害者を傷つける発言にもつながるという意識が薄かったことが伺えます。そういった誤った認識を正す機会を逸する要因として、不祥事も時間が経てば笑いにする、というテレビ業界特有の価値観が根底にあるのでしょう」(芸能ライター)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    中居正広氏&フジテレビへの抗議が激減…「はぐらかし会見」と“ガス抜き”の効果がジワリ

  2. 2

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  3. 3

    エキスポ駅伝2チーム辞退に《やっぱりな》の声…実業団に3月の戦いは厳しいか

  4. 4

    中居正広氏&フジテレビ問題で残された疑問…文春記事に登場する「別の男性タレント」は誰なのか?

  5. 5

    浜崎あゆみ25年ぶり月9主題歌で「別人疑惑」再燃か? 近年版・復刻版どちらの歌い方でもブーイングのジレンマ

  1. 6

    コシノジュンコそっくり? NHK朝ドラ「カーネーション」で演じた川崎亜沙美は岸和田で母に

  2. 7

    立花孝志氏が襲撃される瞬間を日刊ゲンダイが目撃し激写! ナタで切りつけられる一部始終

  3. 8

    膨張するカウンターに萎縮し大好きな選挙が苦行に…渋谷のマイク納めは中止

  4. 9

    「ホラッチョ!」「嘘つき!」とヤジられ言葉に詰まり、警察に通報…立花孝志はミルクティーが手放せず

  5. 10

    キンプリ2人体制&ジャニーズ解体で才能開花…髙橋海人に吹く追い風