日本人は麻疹を軽く考えがちだが、WHOによると2015年には世界中で13万4200人が死亡している。
毎日367人、毎時間15人が麻疹で死亡している計算だ。
アジアでは、モンゴル、中国、マレーシア、インドネシア(バリ島)など、欧州ではイタリアでの報告が目立つという。
では、海外で感染症から身を守るには、どうすればいいのか?
「麻疹のように予防ワクチンがある場合は、渡航前に接種すること。人ごみはできるだけ避ける。手洗いは必須です。ただ、手を洗える場所が多くない国もある。持ち込めるかを確認のうえ、消毒ハンドジェルを持っていくのも手です」