長引く咳に多くの病気リスク 見極めは肺活量と薬の効き目

公開日: 更新日:

 熱はひいたのに、咳が止まらなくて……。このところの寒暖差で、風邪で受診される方が目立ちます。咳だけ残るという方が少なくありません。痰が絡んだような湿った咳ではなく、乾いた咳です。慢性の乾いた咳だと、胸部X線検査で異常がないことがほとんど。ほかの検査を追加することが必要です。

 風邪はウイルスや細菌が気道などに感染して炎症が起きた状態。ウイルスなどがいなくなっても、炎症が残って長引くことがあるのです。風邪の診断に間違いがなければ、適切な薬を追加すれば良くなりますが、問題はそうではないケース。

 風邪の後に乾いた咳を起こしやすい典型が、咳喘息です。喘息のようにぜーぜーしたり、呼吸困難を伴ったりしません。症状は咳のみで、深夜から早朝に頻発するのが特徴で、日中は会話や運動の後などに見られます。乾いた咳が8週間以上続く場合は、咳喘息の可能性が高いでしょう。

 長引く咳には、肺がんや結核など見逃してはいけない病気がありますから、これらとの見極めが重要。そのために重要なのが、肺活量検査のスパイロメトリーです。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    トランプ大統領と高市首相がG7夕食会で「口論」し他国首脳が仲裁に? 仏メディアが報道の驚愕

  2. 2

    和久田麻由子アナ成功のカギは、“NHKの鎧”を脱いで個性を出せるかにある

  3. 3

    高市首相G7サミット「成功」は眉ツバ…トランプ大統領ほか各国首脳からスルーされ“ボッチ”が実態か

  4. 4

    トランプ大統領の真珠湾発言は軽口にあらず 突きつけたのは「主導権はアメリカ」という現実だ

  5. 5

    高市首相初訪米での英語挨拶にトランプ大統領「通訳使え」…案の定SNSで蒸し返された“経歴疑惑”

  1. 6

    小笠原慎之介に「実質FA移籍」の揶揄…巨人入りは“いろんな意味”でイバラ道

  2. 7

    ドジャース大谷翔平"血だらけ中指”の原因はマメじゃない? 日米のメディアの事実誤認

  3. 8

    いとうあさこだけでない「育ちの良さ」が隠せない50代女芸人…“実家が太い”“隠れ高学歴”の強者も

  4. 9

    大谷翔平が尻を“血だらけ”にしながら今季7勝目「こういうこともある」とコメント

  5. 10

    無邪気過ぎる“激ヤバ”高市外交が世界に恥さらし…首相は英国で、進次郎氏はインドネシアでやらかし大炎上