長引く咳に多くの病気リスク 見極めは肺活量と薬の効き目

公開日: 更新日:

 熱はひいたのに、咳が止まらなくて……。このところの寒暖差で、風邪で受診される方が目立ちます。咳だけ残るという方が少なくありません。痰が絡んだような湿った咳ではなく、乾いた咳です。慢性の乾いた咳だと、胸部X線検査で異常がないことがほとんど。ほかの検査を追加することが必要です。

 風邪はウイルスや細菌が気道などに感染して炎症が起きた状態。ウイルスなどがいなくなっても、炎症が残って長引くことがあるのです。風邪の診断に間違いがなければ、適切な薬を追加すれば良くなりますが、問題はそうではないケース。

 風邪の後に乾いた咳を起こしやすい典型が、咳喘息です。喘息のようにぜーぜーしたり、呼吸困難を伴ったりしません。症状は咳のみで、深夜から早朝に頻発するのが特徴で、日中は会話や運動の後などに見られます。乾いた咳が8週間以上続く場合は、咳喘息の可能性が高いでしょう。

 長引く咳には、肺がんや結核など見逃してはいけない病気がありますから、これらとの見極めが重要。そのために重要なのが、肺活量検査のスパイロメトリーです。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松重豊がついに引退を示唆し2代目探しに言及…「孤独のグルメ」井之頭五郎を継ぐ有力候補者の実名続々!

  2. 2

    “激ヤバ”高市チルドレン門寛子議員が大炎上! 国会前ペンライトデモを「ごっこ遊び」と揶揄・嘲笑

  3. 3

    “幼稚さ”露呈した佐々木朗希「報奨金事件」…ド軍日本人スタッフ2名が「7000万円超」もらえず?

  4. 4

    「考える野球」に混乱と苛立ちが続く中、涙が出そうになった野村監督の声かけ

  5. 5

    やはり万博EVバスは現場でも悪評ふんぷんの“いわく付き”だった…販売元が負債57億円で再生法申請

  1. 6

    NHKドラマ10「魯山人のかまど」は早くも名作の予感! 藤竜也は御年84歳、枯れてなお色香漂う名演技

  2. 7

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  3. 8

    巨人・坂本勇人「二軍落ち」のXデー…代打もムリで「そのまま引退」にも現実味

  4. 9

    赤沢経産相“ナフサ不安”の呆れた責任逃れ シンナー不足「目詰まり」「解消済み」に塗装業界は不信感

  5. 10

    楽天は“格安”、12球団監督の年俸はこうして決まる…出来高、日米待遇格差まで丸っと解説