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古谷彰子愛国学園短期大学准教授

早稲田大学大学院卒。早稲田大学時間栄養学研究所招聘研究員、愛国学園短期大学准教授、アスリートフードマイスター認定講師。「食べる時間を変えれば健康になる 時間栄養学入門」「時間栄養学が明らかにした『食べ方』の法則」(ともにディスカヴァー・トゥエンティワン)などがある。

ワカメは夜がおすすめ 塩分やコレステロールを排出する働きが

公開日: 更新日:

 次に高血圧の原因となるナトリウムとくっついて排出を促し、血圧を安定させてくれる「アルギン酸」。水に溶けやすい食物繊維のひとつで、余分なコレステロールを吸着して排出する働きも!

 そして、免疫細胞を活性化させたり、胃の調子を整えたり、アレルギーの緩和作用や生活習慣病の予防効果が報告されている食物繊維「フコイダン」。アルギン酸やフコイダンなどはワカメのねばりやヌルヌルの正体です。ぬめりは取らずに食べるのがいいでしょう。

 また、骨や歯の構成成分となり、骨粗しょう症の予防にも役立つ「カルシウム」も豊富。ビタミンDには、カルシウムの吸収を効率良くする働きがありますので、キノコや魚などと合わせる献立がいいですね。

 食べる時間としては塩分を排出してくれる働きや食物繊維の観点から夜がおすすめです。

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