新学期が始まってもダラダラ…一家の「社会的時差ボケ」をどう解消するか?

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 つまり、休日明けは家族全員、とくに父親は時差ボケ状態にあり、集中力が欠けているということだ。

 労働災害も休日明けの月曜が多く、週末に向かう木曜に増えるという報告もある。

「とくに気をつけたいのは新1年生の子供たちです。年長さんは平日の平均起床時間が6時48分に対して、小学1年生は6時29分と19分も早くなっています。これは小学校が始まり、登校の準備の時間や通学時間が必要になるからでしょうが、それだけ朝は社会的時差ボケが出やすいとも考えられます」

■わが子が必要としている睡眠時間を把握する

 これを解消するにはどうしたらいいのか?

「親御さんは年長さんまでに子供が必要とする睡眠時間を把握することが大切です。朝、無理に起こさずに自然に目覚めさせることを何度か試して睡眠時間を計るといいでしょう。これは大人も同じです。少し長い休みがあれば、実行してみるといいと思います」


 就寝1時間前以降にはスマホや携帯電話、パソコン、タブレット、テレビ、ゲーム機などの画面を見ないようにすることも必要だという。

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