新学期が始まってもダラダラ…一家の「社会的時差ボケ」をどう解消するか?

公開日: 更新日:

 つまり、休日明けは家族全員、とくに父親は時差ボケ状態にあり、集中力が欠けているということだ。

 労働災害も休日明けの月曜が多く、週末に向かう木曜に増えるという報告もある。

「とくに気をつけたいのは新1年生の子供たちです。年長さんは平日の平均起床時間が6時48分に対して、小学1年生は6時29分と19分も早くなっています。これは小学校が始まり、登校の準備の時間や通学時間が必要になるからでしょうが、それだけ朝は社会的時差ボケが出やすいとも考えられます」

■わが子が必要としている睡眠時間を把握する

 これを解消するにはどうしたらいいのか?

「親御さんは年長さんまでに子供が必要とする睡眠時間を把握することが大切です。朝、無理に起こさずに自然に目覚めさせることを何度か試して睡眠時間を計るといいでしょう。これは大人も同じです。少し長い休みがあれば、実行してみるといいと思います」


 就寝1時間前以降にはスマホや携帯電話、パソコン、タブレット、テレビ、ゲーム機などの画面を見ないようにすることも必要だという。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 2

    マエケンは「田中将大を反面教師に」…巨人とヤクルトを蹴って楽天入りの深層

  3. 3

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  4. 4

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  5. 5

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  1. 6

    陰謀論もここまで? 美智子上皇后様をめぐりXで怪しい主張相次ぐ

  2. 7

    白木彩奈は“あの頃のガッキー”にも通じる輝きを放つ

  3. 8

    渋野日向子の今季米ツアー獲得賞金「約6933万円」の衝撃…23試合でトップ10入りたった1回

  4. 9

    12.2保険証全面切り替えで「いったん10割負担」が激増! 血税溶かすマイナトラブル“無間地獄”の愚

  5. 10

    日本相撲協会・八角理事長に聞く 貴景勝はなぜ横綱になれない? 貴乃花の元弟子だから?