足白癬=水虫の正しい薬の塗り方は? 放置すると全身に広がる

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 日本人の5人に1人が悩みを抱えているのが「水虫(足白癬)」です。カビ(真菌)の一種である白癬菌が、足の皮膚の角質層に感染して発症します。主な感染経路は、脱衣所の足ふきマットやプールサイドをはじめ、近年はヨガ教室やスポーツジムなど、裸足で歩く場所が挙げられます。カビはジメジメとした高温多湿な環境を好むので、梅雨の時季から夏にかけては特に注意が必要です。

 足白癬は足裏に小さな水ぶくれができる「小水疱型」、足裏やかかとが肥厚し硬くなり、時にひび割れる「角質増殖型」、足の指の間の皮が剥ける「趾間(しかん)型」といった3つに分けられます。足白癬というと、かゆみがイメージされやすいですが、実際にはかゆみを訴えない患者さんも少なくありません。

 放置すると、足の爪に感染する爪白癬だけでなく、足のスネや太もも、鼠径部や背中など全身のあらゆる部位に感染が広がります。

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