足白癬=水虫の正しい薬の塗り方は? 放置すると全身に広がる

公開日: 更新日:

 日本人の5人に1人が悩みを抱えているのが「水虫(足白癬)」です。カビ(真菌)の一種である白癬菌が、足の皮膚の角質層に感染して発症します。主な感染経路は、脱衣所の足ふきマットやプールサイドをはじめ、近年はヨガ教室やスポーツジムなど、裸足で歩く場所が挙げられます。カビはジメジメとした高温多湿な環境を好むので、梅雨の時季から夏にかけては特に注意が必要です。

 足白癬は足裏に小さな水ぶくれができる「小水疱型」、足裏やかかとが肥厚し硬くなり、時にひび割れる「角質増殖型」、足の指の間の皮が剥ける「趾間(しかん)型」といった3つに分けられます。足白癬というと、かゆみがイメージされやすいですが、実際にはかゆみを訴えない患者さんも少なくありません。

 放置すると、足の爪に感染する爪白癬だけでなく、足のスネや太もも、鼠径部や背中など全身のあらゆる部位に感染が広がります。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    高市政権マッ青! 連立の“急所”維新「藤田ショック」は幕引き不能…橋下徹氏の“連続口撃”が追い打ち

  4. 4

    YouTuber「はらぺこツインズ」は"即入院"に"激変"のギャル曽根…大食いタレントの健康被害と需要

  5. 5

    クマと遭遇しない安全な紅葉スポットはどこにある? 人気の観光イベントも続々中止

  1. 6

    和田アキ子が明かした「57年間給料制」の内訳と若手タレントたちが仰天した“特別待遇”列伝

  2. 7

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  3. 8

    阪神・才木浩人が今オフメジャー行きに球団「NO」で…佐藤輝明の来オフ米挑戦に大きな暗雲

  4. 9

    「渡鬼」降板、病魔と闘った山岡久乃

  5. 10

    元大食い女王・赤阪尊子さん 還暦を越えて“食欲”に変化が