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中川恵一東大大学病院 医学系研究科総合放射線腫瘍学講座特任教授

1960年生まれ。東大大学病院 医学系研究科総合放射線腫瘍学講座特任教授。すべてのがんの診断と治療に精通するエキスパート。がん対策推進協議会委員も務めるほか、子供向けのがん教育にも力を入れる。「がんのひみつ」「切らずに治すがん治療」など著書多数。

すい臓がんの治療が成功しやすい条件…2年前に公表の日テレ菅谷大介アナは箱根旅行

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 特に高リスクは、家族歴がある人とすい臓の異常。前者は近親者にすい臓がんの人が増えるほど高リスクで、3人以上は32倍。後者では、慢性すい炎は13~16倍、すいのう胞は3~23倍、すい管の異常は6倍です。

 こうしたリスクがある人は毎年、腹部超音波検査を受けること。菅谷さんもこれがキッカケでした。難治がんも治療できるタイミングで見つかりさえすれば、うまくいく可能性があることが分かると思います。

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