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シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NYハーレムから、激動のアメリカをレポートするジャーナリスト。 ダイバーシティと人種問題、次世代を切りひらくZ世代、変貌するアメリカ政治が得意分野。 早稲稲田大学政経学部卒業後1991年NYに移住、FMラジオディレクターとしてニュース/エンタメ番組を手がけるかたわら、ロッキンオンなどの音楽誌に寄稿。メアリー・J・ブライジ、マライア・キャリー、ハービー・ハンコックなど大物ミュージシャンをはじめ、インタビューした相手は2000人を超える。現在フリージャーナリストとして、ラジオ、新聞、ウェブ媒体にて、政治、社会、エンタメなどジャンルを自由自在に横断し、一歩踏みこんだ情報を届けている。 2019年、ミレニアルとZ世代が本音で未来を語る座談会プロジェクト「NYフューチャーラボ」を立ち上げ、最先端を走り続けている。 ホームページURL: https://megumedia.com

大統領選はメンタルに悪い…米国人の6割がネガティブな影響を自覚

公開日: 更新日:

 他には、SNSを見ないようにする、意見が合わない家族や友人と会わないようにするという対策もありました。若いZ世代には親や年長の親戚と政治的な意見が合わない人が多く、そのために関係が悪くなったという人が29%もいました。

 大統領選の直後にやってくる感謝祭やクリスマスに、家族や友人と過ごすのが不安という人も、回答者のほぼ半分の44%に上っています。その数字はやはり若いほど高く、Z世代の6割が不安を訴えているという結果でした。

 筆者の周囲でも、家族や親戚で集まる席で必ず選挙の話が出て、言い争いや喧嘩になるという話を頻繁に聞きます。

 こうした不安に関し専門家は「言い争いになりそうな相手との議論をまず避ける、もし激しい議論になりそうだったら、それに極力加わらないようにする。または政治の話はしないとあらかじめ決めておくといい。」などとアドバイスしていますが、そう簡単ではないかもしれません。

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