米シカゴ開催の民主党全国大会で…中絶と体外授精に新たなスポットライトが当たる
シカゴで開催された民主党全国大会で、人口妊娠中絶と体外授精が大きく取り上げられ、大統領選の結果を左右する重要案件として、改めて注目が集まっています。
大会の主役はもちろん、新たな大統領候補となったカマラ・ハリス氏です。しかしオバマ元大統領夫妻ら民主党の重鎮らが次々にスピーチする中で、最も重要な案件として取り上げられているのが、中絶と体外受精なのです。
中絶に関してはこれまで何度も書いていますが、2022年の最高裁判決でアメリカ50州のうち14州で完全に禁止となっています。それ以外の州でも様々なレベルで制限が加えられ、医師や患者も混乱しているというのが現状です。また近親相姦やレイプの場合で中絶が禁止されるかどうかも、州によって規制が異なります。
中絶禁止を支持し、全米での禁止もほのめかしてきたトランプ氏と、禁止に反対するハリス氏の間での戦いが激しくなっています。
民主党全国大会では、そんな中絶禁止の影響を受けた女性たちが登壇しました。