著者のコラム一覧
西内義雄医療・保健ジャーナリスト

医療・保健ジャーナリスト。強みは各地に顔見知りの保健師がいること。両親&義両親の介護・看取りを経験。

遠距離の介護帰省の費用を抑え、効率よく回るためのポイント

公開日: 更新日:

 ふたつめは、実家の最寄り空港にこだわらないこと。たとえば、東京から佐賀まで帰省するとしよう。通常なら羽田~佐賀の往復が選択肢になるが、この路線は全日空のみ1日5往復。しかし、羽田~福岡なら4社50往復以上が就航している。選択肢が多ければ使いやすさが向上し、破格値の便もある。

 もちろん福岡から佐賀への移動の費用はかかるが、場所によっては福岡から行った方が近く、アクセス手段が豊富なことが強みになる。

 ツアーを利用する場合も、いろいろな組み合わせができる。たとえば往路は羽田から佐賀にし、レンタカーを借りて実家とホテルに1泊ずつしながら用を済ませ、最後は列車やバスで福岡に移動、最終便で羽田に戻るというようにだ。往復介護割+レンタカー+ホテルよりトータルで安くなることさえある。親の介護認定がまだの方も、この方法を試してみてはいかがだろう?

 純粋に交通費を節約することに加え、動きやすいスケジュールを組むにはどこを起点に動けばいいのか考えることが重要だ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    前田健太「ドジャース入り」で大谷との共闘に現実味 日本復帰より「節目の10年」優先か

  2. 2

    井桁弘恵ショートカットで“山之内すず化”が加速! 「そっくり問題」いよいよ待ったナシ

  3. 3

    大阪万博は開幕1カ月を待たずトラブル続出…場当たり説明でGW後半の盛り上げムードに水を差す協会の大罪

  4. 4

    巨人阿部監督はなぜ田中将大にだけ甘いのか…2試合連続炎上でさすがに二軍調整も

  5. 5

    小田和正「77歳の現役力」の凄み…現役最年長アーティストが守り続ける“プロ意識”

  1. 6

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  2. 7

    ダウンタウン復帰が外部資金でコンテンツ配信のナゼ…松本人志に浮上した疑惑の顛末

  3. 8

    斎藤元彦・兵庫県知事が頑迷に貫く「治外法権」…公益通報を巡る国の勧告もガン無視

  4. 9

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  5. 10

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???