メキシコ投資に米ウォール街も熱視線…手軽な投資信託が好成績をあげている

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 分散投資しながらメキシコの経済発展を享受するなら、投資信託を利用する方法もある。SBIアセットマネジメントの「EXE-i グローバルサウス株式ファンド」は、南半球を中心に位置する新興国・発展途上国の株式に分散投資を行う。国別の組み入れ上位を見ると、インド約26%、ブラジル約19%、メキシコ約10%となっている。23年10月に設定され、24年6月末までの約8カ月の騰落率は約19%。

 ピクテ・ジャパンの「iTrust新興国株式」は、15~64歳の生産年齢人口が伸びている国のみに分散投資をする商品。新興国であっても中国韓国、台湾のように労働人口が減少している国を排除することで、高い成長を狙う。国別の組み入れ上位はインド約19%、ブラジル約18%、メキシコ約15%となっている。過去1年の騰落率は約30%、3年で約70%と好成績だ。

(ジャーナリスト・向山勇)

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